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ブログハイライト
定期更新をしていますOffice鈴村のブログ(http://officesuzumura.sblo.jp)で、毎月1回、特にポイント、補足を加えて現場にお役立ちいただける「ブログハイライト」です。
人間関係をよくする基本(2015年5月)
周りの人との人間関係をよくしたい。
上司(部下)との関係がうまくいくといい。
顧客とよい関係がつくれればいい。
チームワークには、メンバー同士の信頼関係は不可欠。
などなど・・・。
いつの時代にも、「人間関係」「信頼関係」の構築は、
仕事をうまく進めるためにも、
働きやすい職場づくりにも重要なテーマですね。
では、
今日は、その「人間関係をよくする基本」をご紹介しましょう。
使えますよ!!
1.外見
人は、第一印象、つまり外見でその人を瞬時に判断する。
「メラビアンの法則(コミュニケーションで聞き手に影響を与える割合)」
でも指摘されているように、外見ってとても大切です。
なんせ人は、外見、第一印象が好印象、魅力的であると、
それだけで好感を持つものですから。
ちなみに「メラビアンの法則」とは、
言葉そのものよりも、
見た目や表情、しぐさ、態度、
そして声の大きさや口調の方が、
相手に影響を与える割合が大きいよ!
というのです。
例えば、
清潔な身だしなみで、背筋をきちんと伸ばして姿勢よく、
心地よい笑顔があり、落ち着いた態度や表情がある人には、
誰しも、好感を持つでしょう。
さらに、視線を優しく向けて、
姿勢やうなずきなどで
相手に関心があることを示す。
こうした態度なら、好意を持たざるを得ませんね。
これらは基本中の基本です。
応用編として、
状況や相手に応じて、
身だしなみや表情などを変化させます。
あなたの目的の人に好印象を与えるために、
どんなことを心がけますか?
2.類似性
人は、自分と似ている人、共通点がある人に対して好感を持つ。
雑談の中で、同じ趣味だったりすると、それだけで、距離が縮まるという経験、
あなたにもあるでしょう。
そこで、それを作る方法です。
(1)共通点さがし
(2)相手の感情に合わせる
会話、雑談の中で相手の趣味や関心事、
あるいは出身などの情報を引き出す。
共通点が見つかったら、
「私もそうなんです!」とアピールしながら、
話を膨らませる。
話はどんどん弾み、距離がドッと縮まること
まちがいないでしょう。
これは「ペーシング」「モニタリング」などと称します。
相手が楽しそうなときは楽しそうに応答し、
悲しそうなときは悲しそうに応答する。
例えば
楽しい話のときは、「ああ、いですね!!」、
悲しい話のときは、「そうでしたか・・・」。
こうすることで、相手は「自分に共感してくれている」
と感じるでしょう。
また、相手が声を荒げて怒っている場合は、
大きな声で「申し訳ございません!」としっかり謝ることが
大切です。
2.類似性
人は、自分を賞賛してくれる人に対して好感を持つ。
例の「承認」ですね。
簡単で、誰にでも、すぐに使える
「SOS 話法」というものがあります。
S=「すごいですね!」
0=「驚きました!」
S=「素晴らしいですね!」
これ、すぐに使えますよね。
ただし、注意も必要です。
むやみやたらに「SOS」を連発しない!
これらを口癖のように発している人に、
相手はどう感じるでしょう?
「また、言っている」
「おべっか」「よいしょ」
「本気で思っていない」
などなど・・これでは逆効果というものです。
従って、
SOSの前後に、その内容を具体的に伝えることが効果的ですね。
もちろん、いままで、使っていなかったというあなたには、
「SOS話法」だけで効果100倍。
また、口下手なあなたが、ときどき、これを口にすると
相手はすごく嬉しく感じるでしょう。
ということで、
よい人間関係をつくる基本。
1.外見(身だしなみ、姿勢、態度など)をよくする。
2.類似性(共通点、共感)を伝える。
3.賞賛(ほめる)する。
簡単でしょ!
新たな組織、新たな人間関係の中にいるあなた。
ぜひ、この3点を実践してみませんか?
5月もあなたにとって、
ステキな一日となりますように!
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